こんにちは! お久しぶりです。【竹】です。
「心に残ったデザイン」はいろいろありますが,
私が「とくに注目するデザイン」といえば,「科学にまつわるデザイン」です

科学大好き! な私(と家族)は,海外旅行に行くと必ず科学館に立ち寄ります。
科学は万国共通なので,外国の科学館でも「だいたい何を示しているのかわかる」というのもたのしいです。
たいてい子ども向けにも考えられているので,なおさらわかりやすいのです。
たとえば……
イギリス
マンチェスター産業博物館にて。
この二重螺旋は,DNAの分子模型!

アメリカ フィラデルフィア
フランクリン科学博物館にて。
ほ乳類の実物大心臓模型
下からネズミ〜クジラの心臓

(ピンクの塊が心臓です)。

「科学は万国共通」とはいえ,各科学館に工夫があるのも面白いです。
とくに特徴的だと思ったのは,
台湾の国立台湾科学教育館のマネキンによる科学史紹介!

なんか見てるファラデーさん。
(マイケル=ファラデー:イギリス生まれ。1791〜1867年。電気学の父)
ちなみに,中国北京の科学館にも〈マネキンによる科学史紹介〉があったので,中華文化の特徴なのでしょうか。
また,科学館では,科学者の使った(作った)実験道具が展示されていることもしばしばです。
パリ工芸博物館にあった,近代化学の父,ラボアジェの使った大きな天秤ばかり(とその他いろいろ)。
ホントにでっかいです。

同じく,パリ工芸博物館の誰のものかはわかりませんが,おそらく温度計。

科学研究のために生まれた道具たちではありますが,美しい……とも思ってしまいます

機能美という意味では,
ロンドン科学館にこんな展示もありました。

そうです。トイレです

イギリスは産業革命の始まった国。
産業革命で人口が増大し,下水の問題も大きくなって,トイレが改良されていったのでしょう。
科学館にこんな展示があるのも面白い!トイレも科学技術なんだな〜

「科学にまつわるデザイン」と言いつつ,いろいろなものを取り出してしまいました。
※日本の科学館の写真がないのは,日本だと気を抜いててあまり写真を撮らないからです

もっと「これは科学もデザインもすごいぜ!」と言えるものを探求していきたいです